子育て日記④ 共働きの子育ては、自分が育った家庭をモデルにしてはいけない。

childcare

こんにちは、しゅんです。

今日はひさびさに子育てについて書きます。
ありがたいことに、子育ての記事は知り合いから「読んだよ〜、面白かったよ〜」って声をかけていただくことが多いです。

突然ですが、昨年子供が1歳をむかえました。(いえーい!1年子育て頑張った!)

1歳になる前にハワイ旅行に行って家族全員コロナになったり、年明けてからは全員インフルで倒れたり、おとといは耳掃除していたら子供が物を落としたので反射で動いたら綿棒が刺さって鼓膜がやぶれて今も穴が空いたままだったりと、日々いろいろありますが笑、なんとか元気にやっています。

子育ては大変って聞くけど、人から聞くのと実際やってみるのは全然違いますね。やってみてわかったのは、時期によって大変さの種類が全然違うこと。

生まれてからを振り返ってみると、

0歳〜6ヶ月くらい:まず、何もかもが初めてなのでうろたえる。なんで泣いてるかわからない、これでいいのか?と正解を探しながら手探りで子供に気を遣い続けるのがハード。あとミルクやオムツを変えるペースも多いし、夜泣きするしウンチも結構ひんぱんに漏れて体力が削られます。

6ヶ月〜1歳くらい:ハイハイを始めて子供が動き出す。これまではベビーベットかベビーカーにずっといてくれた子供が部屋を徘徊する。落ちてるものは勝手に口に入れるので、部屋中危ないところがないかとか、アメのプラスチックのゴミとか落ちてないか気を遣う。あとミルクだけじゃなくて離乳食が始まったりして準備が大変になります。

1歳〜:歩く。なんなら走る。ビックリするスピードで移動するので、転ばないかとか本当に目が離せない。あと、キッチンに勝手に入り込んで火をつけたり、観葉植物の土を食べたり、不思議なことにやめてほしいことランキングを割と攻めてくる。ご飯はほぼ大人と同じもので、量もめっちゃ食べる。そして、大きなイベント。奥さんが仕事復帰して、保育園がはじまる。

保育園は、子育ての大きなイベント

みんなご存知の保育園。まず大前提、保育園は神。預かってくれるおかげで不自由なく仕事ができて暮らせます。大感謝。でもね、やっぱり保育園が始まると一気にやることが増えます。

何が大変かというと、

入りたい保育園に入ること自体が大変(区の境に住んでいて、一番近い保育園は区が違うので入れない)。ただ、意外だったのは東京では保育園不足はだいぶ解消されていて、選ばなければ意外に選択肢はあったので認可保育園に入れました。

・病気が大変。一番はこれ。2週間に1回は熱を出すし、コロナもインフルも子供が最初に発症して家族全員にうつりました。大人は日々どれだけ予防していても、子供からはどうしてももらってしまいます。

送迎が大変。電動自転車で送迎をしていますが、真冬のチャリめっちゃ寒い。10分くらいで着ける場所ですが、仕事をしながらの送迎はなかなかハードです。  

準備が大変。保育園は途中で着替えさせるので、毎日2着ずつ服が使われるので洗濯のペースが上がります。あとタオルとか、もっていくもの全部に名前を書かないといけない。なんとオムツにまで名前が必要!大変だったのでおむつはお金を払ってサブスクにしました。

・食事が大変。これは、保育園が離乳食から完全食までアップデートしていくのですが、その度に30品目くらい、自宅で食べさせる食材リストが配られます。これをコンプリートしないと食事をだしてもらえない。コーンフレーク、モロヘイヤ、さわら、ブルーベリージャム。なかなか難易度が高い。

ホテルの朝食バイキングで前エリアをくまなくチェックしてコンプリートを狙います。

ルールは細かいけど、保育士さんたちが本当に親切にしてくれて、どの保育士さんと会っても子供を名前で呼んでくれて心から安心して預けられます。

一度保育園の散歩中にアスファルトの上で転んで、鼻の下から出血した事件がありました。

その時はハンパなく謝られましたが、日々ちゃんと見てくれていることが伝わっているので、転ぶの防ぐなんて無理ですよwって伝えただけで1ミリも嫌な気持ちになりませんでした。

「家族」は、自分が育った家族を基準にするとうまくいかない

今日の本題はこれ。

子育てしながら共働きしている夫婦は本当に時間との戦い。

9時の始業前に、起こしてオムツ変えてご飯食べさせて、保育園送って帰ってくるまでしなきゃいけないし、帰りも18時にお迎え、そこからご飯、お風呂、着替え、寝かしつけ。

こういったやることの多さや時間もあるけど、大変に思ってしまう大きな理由として

「自分が育った家庭を基準に考えてしまうこと」

があるな〜と思います。

今子育てをしている世代は、専業主婦(パート含む)の親で育った人が多い。僕の親も専業で、父親は仕事人間で、海外出張も多くて平日は母親がほとんど3兄弟を一人で見てくれていました。

専業の家庭で育った人は、

男性→父と同じく仕事に打ち込んでいるのに、家事も育児も頑張っている

女性→母と同様に家庭のことを見ているのに、フルタイムで仕事も頑張っている

頭では自分の家庭は違うと分かっていても、どうしても経験した家庭と比べてしまって自分は頑張っているのに相手がなんでもっとやってくれないんだろう?という考えになるし、

自分が注いでもらったくらいの時間を子供に使おうとなると、労力としてどうしてもキツくなります。

尊敬する先輩から、「子育ては構造的に二人では厳しい時があるけど、それを相手のせいと考えてしまうとお互いが辛くなる」と言われて本当にそうだなーと思いました。

特にうちは実家が両方とも片道2時間以上と遠く、すぐに誰かに頼れる環境じゃないこともあり、仕事が大変な時期がお互い重なると結構大変だったりします。

子育てを乗り切るために大事にしていること

お互い世間では割と忙しいと言われている会社で働いていますが、それでもなんとか楽しくやっています。

大事にしていることは、

・気を遣いすぎない→これが一番大切。○○は子供に食べさせちゃダメ、健康に良くない!みたいな話は調べると無限に溢れていますが、正直話半分でいいと思っています。

ハチミツやコーヒーはダメ、みたいな最低限は守るけど、気にしすぎると絶対疲れます。まあいいや、を口癖に日々過ごしています。

・外部の手を借りる→お互いの誕生日はベビーシッターさんに来てもらってゆっくり過ごしたり、リフレッシュする時間を大切にしています。

・時短や健康に投資する→上と似ていますが、お金の使い所が変わりました。大好きだった洋服は、せんべいと唾液のまざったドロドロな物体にやられることが分かりほぼ買わなくなりました。笑

あと翌日に影響するので、飲みに行く頻度も家で飲むこともだいぶ減りました。


お金を使ってよかったと思っているのは、乾燥機付き洗濯機、電動自転車、食洗機、あと家族全員が寝れるクイーンサイズのコアラマットレスを買いました。寝かしつけしながら自分も寝れて本当に買ってよかった。。。あと、通勤時間を減らすために「立派な家」ではなく「立地の良い家」を借りるのもオススメです。

・話し合う→子育てしていると、夫婦の絆ってめっちゃ大事だなって思います。

相手を信頼しているからこそもっとやってほしいことはお互い言うし、話し合っているのでなんとか乗り越えられています。

ただ溜め込んでしまって子育てが始まって家庭がうまくいかなくなる、みたいな話があるのも納得できるくらい余裕がない時はあります。

一方で楽しいことももちろんある

割と大変なことばかり書きましたが、ここも伝えたいこと。

「子育ては大変なことがめっちゃある。でも、どれだけ忙しくて余裕がなくても子供がいる生活のほうが好き」

ということ。まず、生まれてきてくれるだけでも本当に当たり前のことじゃない。

特に成長を感じられる時が嬉しくて、良かった、と思う時は

・1歳を超えて少しずつ「好き」「嫌い」が出てきている→差し出されたものを全部食べていたのが、これは嫌いとか、いらないとかもハッキリ意思表示するようになりました。

・言葉や踊りを覚えてきている→毎日絵本を読んでいるのですが、自分で少し読んだりyoutubeの踊りを踊ったりし始めました。

・保育園で友達や他の子の親と仲良くなっている姿を見る→保育園の先生から、娘は社交性がすごいと褒めてもらいました。

保育園見学に来た子のママの膝に勝手に座ってたらしいのですが笑、いろんな人と仲良くなっているのを聞くと人に興味があるんだなって思えて嬉しくなります。

自分が育てている、ではなくて周りから色々吸収して、一人の人ができる過程を間近で見ることがすごく興味深いし楽しいです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。色々言いたいことを書いていたら長くなってしまいました。

子育てしている方や、これから考えている方の少しでもお役に立てたら嬉しいです。

日々頑張られている皆様を心から応援しています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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