こんにちは、しゅんです。
本日紹介するのは、「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」
です。
最近は、過激なタイトルの本にハマっています。笑
目次
この本を読もうと思った理由
上司から、「僕に足りないもの」として勧めて
もらったからです。
確かに、タイトルを見てもあまり好きな
内容ではありません。笑
そんな僕の性格を知りながらも、
勧めてくれたということは、
きっと何かあるに違いない、と思い
読んでみました。
・学生の頃は活躍していたのに、社会人になり、苦戦している
・今の環境で、力が発揮できていないと悩んでいる
感想
読んでみた感想は、
「あ~、確かにな~」です。笑
実は、自分自身も大きな錯覚資産を
経験したことがありました。
社会人1年目の時に、自分の実力以上の、
大きな表彰を頂いたことがありました。
それから周りの方の反応が変わりました。
今までは、たくさんアポイントに行っても
「内容の薄い訪問を繰り返している」と思われていたのが
表彰されてからは、
「沢山訪問しているから優秀なんだ」と
全く同じ行為をしても、周りの反応が逆転しました。
ただ、そこから結果が出ない時期が続くと、
「あれ?やっぱりこいつ仕事出来ないかも。。。」
という反応に変わってしまいましたが。笑
これは大きな体験でした。
自分は、物事の本質を見ようとしている
つもりでしたが、「錯覚」を見ているし、
体験していることを実感しました。笑
「思考の錯覚」から逃れることは
できないですが、錯覚の存在を知って
日々過ごすだけで、全然物事の見方が
変わってくると思えて、
本当に読んでよかったです。
読書ノート
読書ノートはこちらになります。
印象に残った内容
「錯覚資産」…人々が自分に対して思っている、自分にとって都合の良い思考の錯覚
たとえば、
「東大卒だから、あの人の言葉は正しい」
「かっこいいから、仕事もできそう」
「1億の受注をしたから、すごい営業マンだ」
などです。
ただ、このつながりの根拠は全くありません。
しかし、この思考の錯覚を活用できる人が
活躍していくとのこと。
錯覚資産を考える上で重要なポイントは、
誰もが、
「学歴や見た目に関係なく、
自分は判断している」
と思いこんでいること。
社会人と学生のルールの違い
学生…受験には、錯覚資産の入り込む
隙間はなく、少しの運と実力で決まる。
社会人…活躍や出世などは、運と、実力と、
「錯覚資産」で決まる。
たとえば、一つの作品が売れた小説家は、
次の小説を出版した時に、圧倒的に売れやすい。
理由は、内容が優れているから、よりも
「周りがすごい小説家だと思うから」
一回の成功が、ハロー効果(後光)を生み、
錯覚資産となる。
成功のサイクル
成果が出る→錯覚資産を生む
→環境が変わる→実力がつく
→成果が出る
ポイントは、小さなことでもチャレンジを
続け、「成果」をいくつも残すこと。
成功率「CVR」の低い人は、
チャレンジ「PV数」を増やすことを
嫌がる傾向がある。
人間は、自分がコントロールしたいという欲求を持つ
物事をコントロール出来ることで、
より幸せで、健康で、活動的になる。
人は、
「一貫して偏った間違った物語」
に説得力や魅力を感じている
一方、
「バランスの取れた総合的な正しい判断」
は説得力がなく、退屈で面白くない。
以上です。よかったら、読んでみてください!
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